この記事は、好きな曲から楽譜を作る方法のガイドの一部です。変更したい内容を言葉で伝えるなら、AI楽譜エディターに普段の言葉で頼めます。
曲から楽譜を作ったら、まずは下書きとして見てみます。音符のピッチが違っていたり、リズムを直したくなったり、キーが演奏者に合わなかったりすることがあります。編集できる楽譜なら、こうした箇所を直せます。画像だけでは、音符をデータとして扱えません。
編集できる楽譜と画像の違い
編集できる楽譜なら、音符の移動やリズムの修正、移調ができます。PDFやスキャン画像では、音符はデータではなく画素なので、こうした編集はできません。
音符のデータがあれば、ソフトは第3線上の4分音符をシの音だと認識します。その音符を移動したり、タイミングを変えたり、移調したりできます。画像では同じ音符も背景の上にある図形にすぎず、音符として編集できません。
Songscriptionでは静止画像ではなく、編集モードで手直しできる楽譜が作られます。印刷された楽譜のPDFや写真を読み込み、音符を編集できる楽譜に戻せます。採譜した楽譜を仕上げる方法は、AI採譜の間違いを直す方法でも紹介しています。
音符、リズム、キーを直す
編集できる楽譜なら、基本的な修正は手早くできます。変更したいことを普段の言葉で伝え、エディターのアシスタントAnnieに任せる方法もあります。移調や拍子記号の変更、強弱記号の追加などを頼めます。詳しくはAIで楽譜を編集できるかをご覧ください。
ピッチが違う音符は、選択して正しい線上または線間に移動します。リズムを直すには、音符の長さを変えて小節内の拍数を合わせます。抜けた音符は追加し、余分な音符は削除します。
キーを変えるときは、曲全体を一度に移調できます。パートの音符を手で一つずつ書き直さなくても、すべての音符が一緒に移動します。元のキーが歌う人の音域や楽器に合わないときに使う方法です。音符のデータを扱っているので、楽譜全体に移調が反映され、音符の表記もそれに合わせて変わります。
左右の手の割り当てと楽譜の調整
ピアノの楽譜では、音符を右手と左手のどちらで弾くか割り当て直せます。ピアノパートでよく使う編集の一つです。左右の手の割り当てや音符の削除などは、編集モードを終了する前に保存してください。保存せずに画面を離れると、変更が残りません。
読みやすく仕上げるには、拍子記号や音符の表記、連桁も見直します。連桁は音符をつなぐ横線で、リズムのまとまりが読み手に伝わるよう整えます。ページが見やすくなるようレイアウトも調整します。音符が必要以上に多いときは、楽譜を簡単にする方法で、曲の形を保ちながら音符を減らす方法を紹介しています。
仕上げた楽譜を書き出す
編集が終わったら、用途に合う形式で楽譜を書き出します。別のソフトで編集を続けるならMusicXML、DAWで使うならMIDI、印刷や共有にはPDFを選びます。
PDFやスキャンしたページを編集するには、まず画像から音符のデータを取り出す必要があります。編集できる元の楽譜がないときは、SongscriptionでPDFやページの写真を読み込んで楽譜にできます。そこで編集し、新しいPDFを書き出します。
MusicXMLは、記譜を保ったまま別のソフトに移したいときに選ぶ形式です。MusicXMLとはでは、画像と違って記譜を保てる理由を説明しています。各形式と使い分けについては、音楽ファイル形式ガイドをご覧ください。
よくある質問
作った楽譜はあとから編集できますか?
はい。画像ではなく、編集できる楽譜があれば直せます。採譜した結果は最初の下書きです。編集できる楽譜なら、間違ったピッチやリズムを直したり、音符を追加・削除したり、移調やレイアウトの調整をしたりできます。PDFやスキャン画像では、音符はデータではなく画素なので、こうした編集はできません。Songscriptionでは、編集モードで直せる楽譜が作られます。
間違った音符やリズムはどう直しますか?
編集できる楽譜なら、音符を選んで譜表上で直接ピッチやリズムを変えられます。抜けた音符の追加や、余分な音符の削除もできます。ピアノの楽譜では、音符を右手と左手のどちらで弾くか割り当て直せます。左右の手の割り当てや音符の削除などは、変更が残るよう、編集モードを終了する前に保存してください。
採譜したあとでキーを変えられますか?
はい。編集できる楽譜なら、音符を一つずつ書き直さなくても、曲全体を一度に移調してキーを変えられます。曲全体のピッチを上げ下げして、歌う人の音域や楽器に合うキーにできます。音符の表記も移調に合わせて変わります。画像ではなく音符のデータを扱うので、楽譜全体に移調が反映されます。
楽譜のPDFは編集できますか?
PDFを直接編集することはできません。PDFは固定された画像なので、編集できる元の楽譜を直してから、新しいPDFを書き出します。スキャンしたPDFしかない場合は、まず楽譜の画像から音符のデータを取り出す必要があります。編集できる楽譜を残し、そこで変更してから、印刷や共有のために新しいPDFを書き出すとスムーズです。別のソフトで編集を続けるならMusicXMLを使います。そのまま編集モードで直す方法もあります。
