この記事は曲のコードを調べるためのガイドの一部です。
曲に合わせて弾いたり、カバーを考えたりするときは、楽譜を全部読むより、まずコードを知りたいことがあります。その曲らしい響きの理由を知る手がかりにもなります。Songscriptionに録音をアップロードすると、音声の採譜と同時にコードを検出し、譜表の上にコード記号を書き込みます。コード進行を確認して、違うと思うところを直し、弾きやすいキーに変えられます。録音からコードを取り出すには、コード検出を使います。
曲のコードを調べるとは
コードは、同時に鳴る音の重なりです。G、Am7、D/F#のような短い記号で表します。曲のコードを調べるとは、録音からこの記号の並びを取り出し、曲のどのあたりで鳴るかが分かるようにすることです。一つひとつの音符を読まなくても、コードを追って伴奏したり、ギターをストラムしたりできます。
曲全体の採譜では、それぞれの音とリズムを音符で書き表します。Songscriptionは録音を採譜するときにコードも検出するので、どちらか一方を選ぶ必要はありません。音符の上にコード記号が並ぶ楽譜から、必要なほうを読めます。
コードを調べる手順
- MP3、WAV、M4A、または動画ファイルをアップロードします。YouTube、Instagram、TikTokのリンクを貼り付けるか、マイクから直接録音する方法もあります。
- 楽器を選んで採譜を実行します。曲全体のコードをつかみたいときは、コードをそのまま音符にできるピアノが向いています。採譜中にコードも検出されます。
- 譜表の上のコード記号を読みます。コードが変わる位置に合わせて、コード進行が表示されます。
- 録音と聴き比べ、違うと思うコードを直します。確認が済んだら、コード記号付きのPDFに書き出します。別のソフトで編集を続けるなら、MusicXMLで書き出してください。
音声を楽譜に変換するページから始められます。一般的な長さの曲なら、ここまでの作業は2分ほどです。
AIによるコード検出の精度
精度は、録音の中でコードがどれだけはっきり聴こえるかによって変わります。ピアノで弾くコードやギターのストラムがクリアに聴こえる録音なら、安定して検出できます。音を何層も重ねた曲や、コードを直接鳴らさずに響きを感じさせる部分では、検出が難しくなります。普段とは違うコード名が付いたり、短い経過的なコードを拾いきれなかったりすることもあります。
検出したコード進行は、録音と聴き比べて仕上げるための下書きになります。少し時間を取って確認すれば、違うところを直せます。結果は編集できない画像ではなく、後から直せる楽譜になっています。採譜全般の精度については、AI採譜の精度に期待できることでも説明しています。
コードを読んで直す
コード記号は、リードシートと同じように譜表の上に並びます。音符を一つひとつ読まなくても、コードの変わり目をひと目で追えます。違うと思うコードがあれば、その小節を再生して聴き比べてください。
修正は、たいてい細かなものです。マイナーに聴こえるのにメジャーになっている、7thが抜けている、転回形ではなく基本形で書きたい、といったものです。エディターなら数秒で直せて、修正した楽譜をそのまま使えます。メロディーも載ったリードシートを作りたいときは、リードシートに書くもので、メロディーとコードのまとめ方を確認できます。
楽器に合わせてキーを変える
録音と同じキーが、弾きたいキーとは限りません。コードを採譜した後は曲全体を移調でき、コード記号も一緒に変わります。ギターで押さえにくい形が続く曲を弾きやすくしたり、キーを下げて歌う人の音域に合わせたりできます。
半音でも5度でも、移調の操作は同じです。弾きたいキーに変えた楽譜を使えます。
コード以外も見たくなったら
コードは曲全体の採譜から取り出すので、必要になったらほかの音も確認できます。譜表でメロディーを読んだり、ピアノロールに切り替えて音を横長のバーで見たりできます。同じ録音をもとに、音を足してピアノアレンジを作ることもできます。
まずコードだけを見て曲に合わせて弾き始め、もっと詳しく知りたくなったら、ワンクリックでほかの音を確認できます。コード検出ツールと音符まで書き出す採譜ツールで迷っているなら、ChordifyとSongscriptionの比較で違いを確認できます。
よくある質問
AIでどんな曲のコードでも調べられますか?
多くの録音で検出できます。Songscriptionは音声を楽譜にする際にコードも検出し、譜表の上にコード記号を書き込みます。音符と一緒にコード進行も分かります。コードがはっきり聴こえるクリアな録音では精度が高く、音が重なり合っていたり、コードが曖昧だったりする部分では精度が下がります。必ず正解になるわけではないので、録音と照らし合わせて直すための下書きとして使ってください。
Songscriptionで曲のコードを調べるにはどうすればいいですか?
音声ファイルをアップロードするか、YouTube、Instagram、TikTokのリンクを貼り付けて、採譜を実行します。Songscriptionがコードを検出し、譜表の上にコード記号を表示します。録音と聴き比べ、違うと思うところをエディターで直してください。コード記号付きのPDFに書き出せます。別のソフトで編集を続けるなら、MusicXMLで書き出します。
AIによるコード検出の精度はどのくらいですか?
コードがはっきり聴こえるクリアな録音では、安定して検出できます。音の重なりが多くなったり、コードが曖昧になったりすると、検出は難しくなります。構成音は合っていても、普段使うものとは違うコード名が付くことや、短い経過的なコードを拾いきれないことがあります。結果は編集できるので、楽譜を使う前に録音と聴き比べて、コード名や転回形を直せます。
検出したコードのキーは変えられますか?
はい。コードを採譜した後で、曲全体を別のキーに移調できます。歌う人の音域に合わせたいときや、ギターで押さえやすい形に変えたいときに使えます。移調するとコード記号も変わるので、弾きたいキーの楽譜が手に入ります。
コードを調べることと、曲をすべて採譜することはどう違いますか?
コードは、GやAm7などの記号で示す音の重なりです。楽譜の上に並ぶコード記号があれば、ギターをかき鳴らしたり、コードで伴奏したりできます。一方、パート全体の採譜では、一つひとつの音とリズムを音符で書き表します。Songscriptionなら、一度のアップロードで両方が得られます。譜表の上にコード記号が付くので、コードだけ、音符だけ、あるいは両方を見ながら弾けます。
頭から離れない曲のコードを調べたいときは、音声を楽譜に変換するページに録音を入れると、2分ほどでコード進行を確認できます。
