3連符は、同じ長さの音符を通常2つ弾く時間に、3つ弾くリズムです。3つの音符を連符の角括弧や連桁でまとめ、小さな3を書きます。8分音符の3連符なら、通常は8分音符が2つ入る1拍に3つ入ります。1拍が2つではなく、均等な3つに分かれるわけです。
3の数字が表すもの
数字は、決まった長さの中にいくつの音符を入れるかを示します。ストレートな8分音符2つは、1拍を均等に半分ずつに分けます。「ワン・アンド」と数えるリズムです。8分音符の3連符は、同じ1拍を均等に3つに分けます。通常なら2つ入るところに、3つの音を入れるのです。
音符のまとまりの上にある小さな3が、3連符を表します。3がなければ、8分音符3つは1拍半の長さです。3が付いていると、その3つを1拍に収めます。音符自体は普通の8分音符と同じ形ですが、連符の角括弧や連桁と3の数字を見て、短く詰めて弾くと分かります。
3連符の数え方と感じ方
3連符を数えるときは、1拍を2つではなく均等な3つに分けます。8分音符の3連符を声に出して数える方法には、英語の「triplet」を「トリ・プ・レット」と3音節に分ける数え方や、1拍ごとに「ワン・ラ・リ」と言う数え方があります。どちらも1音につき1音節です。
3つの音は等間隔に並びます。ストレートな8分音符2つを「ワン・アンド」と数えるときの「アンド」と違い、拍のちょうど半分の位置に来る音はありません。3つの音が転がるように続く感覚です。
この感覚が身につくと、いろいろな曲の中でこのリズムが聴こえてきます。スウィングやシャッフルのグルーヴの土台にあるのも、このリズムです。6/8拍子のような複合拍子では、もともと1拍が3つに分かれています。音符の長さと拍の分け方については、音符の長さとリズムで詳しく紹介しています。
3連符とほかの連符
3連符は、連符の中で最もよく使われます。連符は、1拍を通常とは異なる数の均等な部分に分ける音符のまとまりです。
3連符のほかには、2連符、5連符、6連符などがあります。2連符は3つ分の時間に2つ入れ、複合拍子でよく使われます。5連符は4つ分の時間に5つ、6連符は4つ分の時間に6つ入れます。
多くの連符は、通常なら少ない数の音符が入る時間に、より多くの音符を入れます。3連符なら2つ分に3つ、5連符なら4つ分に5つ、6連符なら4つ分に6つです。2連符は逆に、3つ分の時間に2つ入れます。3連符は頻繁に出てくるので、最初に習う連符です。
3連符が聴こえる曲
3連符はいろいろな曲に出てきます。ブルースのシャッフルは、3連符を土台にしたリズムです。ストレートな8分音符のフレーズを3連符の1つ目と3つ目に寄せて弾くと、長い音と短い音が交互に続くスウィングのリズムになります。
ゆっくりした12/8拍子のバラードでは、どの拍も3つに分かれています。ワルツのリズムや多くのフォークのグルーヴにも、3連符のような動きが聴こえます。ドラマーやソリストは、テンポを倍にせずに勢いを加えるため、3連符のフィルを使います。
違いを聴くには、ストレートな8分音符とスウィングした8分音符を弾き比べてみてください。どちらも音は2つですが、スウィングでは最初の音を長く、次の音を短く弾きます。3連符の1つ目と3つ目に当たる音だからです。
曲のグルーヴをつかもうとしているときは、キーとBPMを確かめてみてください。テンポを踏まえると、拍の分け方がストレートか3連符に基づくものかを感じ取りやすくなります。
よくある質問
音楽の3連符とは何ですか?
3連符は、同じ長さの音符を通常2つ弾く時間に、3つ弾くリズムです。3つの音符を連符の角括弧や連桁でまとめ、小さな3を書きます。たとえば8分音符の3連符は、通常なら8分音符が2つ入る1拍に、3つの8分音符を入れます。
3連符はどう数えますか?
1拍を2つではなく、均等な3つに分けて数えます。8分音符の3連符を声に出して数えるときは、英語の「triplet」を「トリ・プ・レット」と3音節に分けたり、1拍ごとに「ワン・ラ・リ」と言ったりする方法があります。1音につき1音節です。3つの音は均等に並ぶので、通常の8分音符2つとは違い、拍のちょうど半分の位置に来る音はありません。
音符の上の3は何を意味しますか?
数字は、通常ならもっと少ない数の音符が入る時間に、いくつの音符を入れるかを示します。3連符なら、同じ長さの音符2つ分の時間に3つ弾くという意味です。この数字が連符を表します。5なら4つ分の時間に5つ、6なら4つ分の時間に6つ入れます。
3連符と連符の違いは何ですか?
3連符は連符の一種で、ほかの連符よりはるかによく使われます。連符は、1拍を通常とは異なる数の均等な部分に分ける音符のまとまりの総称です。2連符、5連符、6連符などがあります。3連符は、音符2つ分の時間に3つ入れる連符です。
Songscriptionは録音から聴き取ったリズムをもとに、3連符やほかの連符を楽譜に書き起こします。スウィングやシャッフルのフレーズも、ストレートな8分音符の羅列ではなく、正しいリズムで楽譜に表します。関連するリズムの考え方は拍子記号とは、五線譜の読み方は楽譜の読み方で紹介しています。言葉の意味を手早く調べたいときは楽譜の用語集も参照してください。
