資料楽譜Andrew Carlins•読むのに約6分

Guitar Proファイルとは? .gpと.gpxの違い

Guitar Proファイルには、タブ譜、五線譜、再生データが一つにまとまっています。PDFと違って編集もできるため、多くのギタリストに使われています。.gpや.gpxファイルの中身と開き方、録音からファイルを作る方法を紹介します。

Guitar Proファイルに入っているタブ譜、五線譜、再生情報と、.gpや.gpxファイルの開き方、録音からファイルを作る方法

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拡張子が.gpや.gpxのファイルを送ってもらったり、ネットで見つけたりしても、パソコンでどう開けばいいか分からないことがあります。Guitar Proファイルは、楽譜作成ソフトのGuitar Proで作られた曲のファイルです。PDFやオーディオファイルとは違い、印刷用のタブ譜以上の情報が入っています。

Guitar Proファイルに入っているもの

Guitar Proファイルには、曲がタブ譜と五線譜の両方で保存されています。タブ譜は多くのギタリストが読む、フレット番号を使った譜面です。五線譜には音符とリズムが記されています。二つは連動していて、同じ音が両方に表示されます。タブ譜については、タブ譜とは何か、どう読むかも参照してください。

ファイルの中では楽器ごとにトラックが分かれています。一つのファイルにリズムギター、リードギター、ベース、ドラム、ボーカルなどのトラックを入れられます。それぞれに譜表があり、チューニング、カポ、楽器の音色を設定できます。

テンポと再生データも保存されています。対応するアプリでファイルを開いて再生すると、各トラックが仮想楽器の音で鳴り、タブ譜の上をカーソルが進みます。再生速度を落として速いフレーズをさらったり、難しい小節を覚えるまでループしたりできます。

PDFは読むための固定された画像ですが、Guitar Proファイルは編集できます。間違った音符を直したり、チューニングを変えたり、トラックを追加したりできます。再生して耳と目の両方で曲を覚えられるため、同じ曲のPDFよりもGuitar Proファイルを選ぶギタリストが多いのです。

拡張子の違い

Guitar Proファイルにはいくつかの拡張子があります。拡張子は、Guitar Pro形式の世代の違いを表しています。現在の拡張子は**.gpで、Guitar Pro 7とGuitar Pro 8で使われています。.gpxはGuitar Pro 6で導入された、ひとつ前の形式です。それ以前は.gp5**(Guitar Pro 5)、さらに前は**.gp4や.gp3**が使われていました。

どの形式にもタブ譜、五線譜、再生情報が保存されます。拡張子からは主に、どのバージョンのアプリで作られたかが分かります。新しいアプリは古いファイルを開けます。たとえばGuitar Pro 8なら.gp3も開けます。一方、古いアプリでは新しいバージョンのファイルを開けないことがあります。友人から受け取った.gpxをタブ譜アプリで開けないときは、別のファイルを探すより、新しいビューアーを使うと開けることが多いです。

Guitar Proファイルの開き方

開く方法はいくつかあり、必ずしも有料ソフトは必要ありません。公式の選択肢は、Arobas Musicの有料デスクトップアプリGuitar Pro 8です。MacとWindowsで使え、.gp、.gpx、.gp5〜.gp3のすべてを開けます。内容を編集でき、再生機能も最も充実しています。

購入せずに使いたい場合は、無料のオープンソース編集ソフトTuxGuitarがあります。ほとんどのGuitar Pro形式を開いて再生できる、定番の無料ビューアーです。スマートフォンやタブレットではモバイル版Guitar Proでファイルを表示、再生できます。インストールせずにブラウザでタブ譜を表示できるウェブ上のビューアーもあります。送られてきたファイルを開いて再生するならTuxGuitar、本格的に編集やアレンジをするならGuitar Pro 8というように、用途に合わせて選べます。

録音からGuitar Proファイルを作る

曲の録音はあるけれどGuitar Proファイルがないときや、ネットで見つけたタブ譜が間違っているときは、手元の音源を採譜できます。Songscriptionは録音を採譜し、フレット楽器用のGuitar Proファイルとタブ譜のPDFを書き出します。PDF、MIDI、MusicXMLでも書き出せます。できあがった.gpファイルはGuitar ProやTuxGuitarで開いて編集、再生できます。

この流れは音源からギターのタブ譜を作る方法と同じです。詳しい手順はギターの採譜ガイドで紹介しています。Songscriptionから書き出せる形式とその違いについては、音楽の書き出し形式とSongscriptionの書き出し形式を参照してください。ツールを比較するなら、おすすめのAIギタータブ譜作成ツールで各ツールを紹介しています。

よくある質問

Guitar Proファイルとは何ですか?

Guitar Proファイルは、楽譜作成ソフトのGuitar Proで作られた曲のファイルです。タブ譜と五線譜が連動していて、ギター、ベース、ドラム、ボーカルなどの楽器ごとにトラックが分かれています。テンポや再生の情報も入っているので、アプリで曲を再生し、再生速度を落としたり一部分をループしたりできます。固定されたPDFとは違い、編集も再生もできるため、タブ譜を読むだけでなく、どんな音になるか聴いて確かめられます。

.gpや.gpxファイルを開くにはどうすればよいですか?

公式の方法は、Arobas Musicの有料デスクトップアプリGuitar Pro 8で開くことです。.gp、.gpxや、以前の.gp5〜.gp3を含むすべてのGuitar Pro形式に対応しています。無料で使いたい場合は、オープンソースの編集ソフトTuxGuitarで、ほとんどのGuitar Pro形式を開いて再生できます。スマートフォンやタブレット向けのGuitar Proアプリや、ブラウザでタブ譜を表示するウェブ上のビューアーもあります。録音はあるもののGuitar Proファイルがない場合は、録音を採譜して作れます。

.gpと.gpxの違いは何ですか?

同じGuitar Pro形式の異なる世代を表しています。.gpはGuitar Pro 7とGuitar Pro 8で使われる現在の拡張子です。.gpxはGuitar Pro 6で導入されました。それ以前は.gp5(Guitar Pro 5)、.gp4、.gp3が使われていました。どれもタブ譜、五線譜、再生情報を保存する形式です。新しいアプリでは古いファイルを開けますが、古いアプリでは新しいファイルを開けないことがあります。送られてきたタブ譜の拡張子を見ると、どの世代のアプリで作られたかが分かります。

曲の録音からGuitar Proファイルを作れますか?

はい。曲の録音があれば、Songscriptionで採譜し、フレット楽器用のGuitar Proファイルとタブ譜のPDFを書き出せます。Guitar ProやTuxGuitarで開いて編集や再生ができます。同じ採譜結果はPDF、MIDI、MusicXMLでも書き出せるため、一つのアプリに限らず使えます。

Songscriptionに録音をアップロードして、開いて編集や再生ができるGuitar Proファイルを作成

著者について

Andrew Carlins

著者

Andrew Carlins

Songscription共同創業者・CEO

アンドリューは、弾きたい曲の楽譜が見つからないことにうんざりしていた音楽仲間数人と、スタンフォード大学でSongscriptionを共同創業しました。子どもの頃からピアノとバリトンサクソフォンを演奏し、ミュージカルの舞台にも立っていました。もう何年も舞台には立っていませんが、今も腕は鈍っていないつもりです。録音から音を拾って楽譜にすることについて書いています。

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