ギター採譜ガイドの関連記事です。
Ultimate GuitarとSongsterrは、投稿されたタブ譜を集めたサイトです。どちらにも曲がなければ、まだ誰もタブ譜を投稿していないので、探し続けても見つかりません。Songscriptionでは、録音から直接タブ譜を作れます。音源を解析してタブ譜と五線譜にするので、誰かが手作業で採譜した曲だけに限られません。ブラウザで結果を編集し、内容を確認してからGuitar Proファイルに書き出せます。無料プランで試せるほか、有料機能を14日間試せる無料体験もあります。
音源からなら、数分でタブ譜を作れます。できたタブ譜は録音と聴き比べて確認しますが、投稿サイトに良いものがあれば、そちらを使うほうが早いこともあります。
投稿サイトに曲がない理由
Ultimate GuitarとSongsterrに載るのは、すべて利用者が投稿したタブ譜です。誰かが時間をかけて採譜しない限り、その曲は載りません。あまり知られていない曲、出たばかりの曲、アルバムの隠れた名曲、カバー演奏などは抜けがちです。セカンドギター、短いソロ、イントロのフィルといった特定のパートも、見つからないことがよくあります。あっても大まかなコード譜だけで、弾きたいリフが書かれていないこともあります。
内容にばらつきがあるのも、投稿を集めたもので、サイト側が検証しているわけではないからです。ようやく見つけた1件にも、音やキーの間違い、録音と合わないタイミングが含まれているかもしれません。投稿されていないタブ譜は、検索を重ねても出てきません。見つかりにくい曲なら、音源から作るのが確実な方法です。
録音からタブ譜を作る
音源を用意してからタブ譜を書き出すまでは、4つの手順です。Songscriptionのギタータブ譜作成ツールをおすすめします。
手順1:音源を用意する
曲の録音を用意します。MP3、WAV、M4Aの音声ファイルのほか、YouTube、TikTok、Instagramの動画リンクも使えます。リンクを使う場合はSongscriptionが動画から音声を取り出すので、先にダウンロードする必要はありません。SpotifyやApple MusicのようなDRMで保護された配信音源は、直接取り込めません。音声ファイルか、上記の動画リンクを使ってください。音がクリアで、ギターがはっきり聴こえる録音ほど良い結果になります。
手順2:ファイルをアップロードするか、リンクを貼り付ける
AIタブ譜作成ツールにファイルをドラッグ&ドロップするか、リンクを貼り付けます。Songscriptionはバンド全体の音源からギターを分離し、そのパートだけを採譜します。楽器別に分けた音源や、ボーカルのない音源を用意する必要はありません。無料プランでは30秒の採譜を無料で試せます。長い範囲を採譜する前に、リフで精度を確かめるのに使えます。ほかのツールとも比べたいときは、おすすめのAIギタータブ譜作成ツールで主な選択肢を比較できます。
手順3:楽器にギターを選ぶ
楽器はギターを選びます。ギターを選ぶと、モデルは楽器の種類を推測せずに、6弦ギターのパターンに合わせて解析します。アコースティックギターもエレキギターも、選ぶ項目は同じです。ピックアップの種類にかかわらず、モデルは音源を解析します。採譜がうまくいかない原因で最も多いのは、楽器の選び間違いです。先に選択を確認してください。ギター以外のパートを採譜したいときは、楽器別の採譜ガイドに、ピアノ、ベース、ホーン、弦楽器、歌声それぞれのポイントをまとめています。
手順4:タブ譜と五線譜を確認し、編集して書き出す
Songscriptionはタブ譜と五線譜を作成します。ピアノロールとコード検出もあり、すべてブラウザで編集できます。内容を確認したら、一度アップロードした音源からGuitar Pro(.gp5)、PDF、MIDI、MusicXMLに書き出せます。Guitar ProファイルはGuitar ProやTuxGuitarで開けるので、編集を続けたり、再生速度を落としてそのパートをさらったりできます。採譜の手順を詳しく知りたいときは、音源をギターのタブ譜にする方法を参照してください。
タブ譜を直して確認する
最初にできたタブ譜は、手直ししながら仕上げてください。AIはクリアな録音なら大半の音を拾いますが、取りこぼしもあります。エディターで数分かけて直すと、信頼して使えるタブ譜になります。特に聴き取りにくいところに時間をかけてください。
- チョーキング、スライド、ハンマリング・オンを確かめます。AIが判断を誤りやすい奏法なので、その小節を録音に合わせて弾き、違うところを直してください。
- 弾きやすいポジションを選びます。同じ音でも、指板上のいくつかの場所で弾けます。ツールが選んだ運指で弾きにくければ、無理なく弾けるポジションに移します。
- 明らかに音が違うところは、音符を正しいフレットや弦にドラッグして直します。長く伸ばした音が短い音に分かれていたら、それも修正します。
最後は耳で確かめます。タブ譜を再生して元の録音と聴き比べ、譜面と食い違うところは聴こえる音に合わせてください。確認項目が必要なら、AI採譜の間違いを直す方法でよくある間違いを確認できます。タブ譜に慣れていなければ、ギタータブ譜の読み方も参考になります。
投稿サイトで探すほうがよいとき
探している曲に良いタブ譜があれば、それを使ってください。ほかの演奏者が運指まで考えて確認した、評価が高く丁寧に作られたタブ譜なら、修正の手間がまったくかからないこともあります。すでに確かな採譜がある曲はそれを使い、見つからない曲には作成ツールを使えます。
両方を使って照らし合わせる方法もあります。録音からタブ譜を作り、投稿サイトにあるものと比べれば、それぞれの間違いを見つける手がかりになります。投稿されたタブ譜では曲を特徴づけるリックが正確で、AIが作ったタブ譜ではリズムや一つひとつの音が正確、ということもあります。タブ譜で一つひとつの音を追うより、コードを調べたいときは、どんな曲でもギターのコードを調べる方法を参照してください。
よくある質問
Ultimate Guitarにない曲のタブ譜は、どうすれば手に入りますか?
録音からタブ譜を作れます。Ultimate GuitarとSongsterrにあるのは、ほかの人がアップロードしたタブ譜だけです。誰も採譜していない曲は、探し続けても見つかりません。SongscriptionのようなAIタブ譜作成ツールに音源を読み込ませる方法があります。ファイルをアップロードするか、YouTube、TikTok、Instagramのリンクを貼り付けて、楽器にギターを選びます。音源を解析してタブ譜と五線譜を作成し、編集や書き出しもできます。
AIで曲からギターのタブ譜を作れますか?
はい。AIタブ譜作成ツールは録音を解析して、ギターのパートをタブ譜にします。誰かが手作業で採譜した曲だけに限られません。Songscriptionはバンド全体の音源からギターを分離し、タブ譜と五線譜を作成します。間違った音はブラウザのエディターで直してから書き出せます。最初にできる楽譜は、完成品というより、手直しして仕上げるための下書きです。聴き取りにくいところは、耳で確かめる時間を見込んでおいてください。
探している曲がUltimate GuitarやSongsterrにないのはなぜですか?
どちらも投稿を集めたサイトなので、すべての曲やパートがそろっているわけではありません。あまり知られていない曲、出たばかりの曲、アルバムの隠れた名曲、カバー演奏、特定の楽器のパートは、タブ譜がないことも多いです。見つかっても、有志がまとめた大まかなコード譜だけということもあります。内容にばらつきがあるのも、サイト側が検証した楽譜ではなく、演奏する人たちの投稿だからです。探している曲のタブ譜がなければ、録音から作るのが確実な方法です。
録音からGuitar Proファイルを作れますか?
はい。Songscriptionでは、一度アップロードした音源からGuitar Pro(.gp5)、PDF、MIDI、MusicXMLを書き出せます。タブ譜をGuitar ProやTuxGuitarで開いて、編集を続けられます。投稿サイトで探す方法と違い、これまで一度もタブ譜が投稿されていない曲でも、編集できるファイルが手に入ります。手元の録音で試すには、音源を楽譜にするツールを使ってください。
